総一(読み)そういち

精選版 日本国語大辞典 「総一」の意味・読み・例文・類語

そう‐いち【総一】

  1. 〘 名詞 〙
  2. すべての中で一位のもの。第一。
    1. [初出の実例]「抑文珠と申は、じゃうるりじゃうどの其中に、はったいぼさつのそういちなり」(出典:幸若・笛巻(室町末‐近世初))
  3. 近世、京都および江戸の三十三間堂で行なわれた大矢数で、通矢(とおしや)の数が先人の記録を越えた者の称。「弓の天下」「天下一」などともいい、堂内にその額がかかげられた。〔随筆翁草(1791)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「総一」の読み・字形・画数・意味

【総一】そういつ

統一する。

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