家庭医学館 「線状皮膚炎」の解説 せんじょうひふえん【線状皮膚炎 Dermatitis Linearis】 [どんな病気か] 甲虫(こうちゅう)のアオバアリガタハネカクシの体液に含まれるペデリンという毒性物質による皮膚炎です。虫をつぶしたりして、体液が人の皮膚についておこります。被害は6~9月に多く、顔、手、上肢(じょうし)に痛みのある線状の紅斑(こうはん)の後、たくさんの小水疱(しょうすいほう)や膿疱(のうほう)、びらんができます。 [治療] 副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモン配合の軟膏(なんこう)を塗布(とふ)します。1~2週間で治ります。 出典 小学館家庭医学館について 情報 Sponserd by