精選版 日本国語大辞典 「縁取」の意味・読み・例文・類語
ふち‐どり【縁取】
〘名〙 (「ふちとり」とも)
① 物の周囲やへりに飾りをつけること。また、そのもの。
※日本人アンナ(1929)〈川端康成〉「黒い革の馬蹄型の小銭入だが、赤い線の縁取(フチト)りが女のしるしだった」
③ =へりとり(縁取)④
へり‐ど・る【縁取】
〘他ラ五(四)〙 物のふちに装飾をつける。へりを目立つようにする。また、まわりをとりかこむようにする。ふちどる。
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