最新 地学事典 「縁溝」の解説
えんこう
縁溝
marginal furrow
高緯度地方の大陸棚の内側にみられる海岸に平行に走る溝。深さ数百mで陸棚外縁よりも深く,海岸に平行に数百km続く。氷河によるフィヨルドの谷は,これに直角に注ぐ。ラブラドル・アラスカ・ノルウェー・南極大陸などにみられる。成因については,氷食説や大陸縁辺の新第三紀の隆起のときに生じた割れ目だとする説などがある。またサンゴ礁の礁原外側にみられる多数の小さな溝に対してもこの呼び名がある。
執筆者:茂木 昭夫
参照項目:氷食棚
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

