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繁慶 シゲヨシ

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デジタル大辞泉の解説

しげよし【繁慶】

桃山時代・江戸初期の刀工。三河の人。江戸新刀の名工。駿河鉄砲鍛冶となり、清尭と称す。のちに江戸で刀を作り、繁慶(はんけい)と改名した。生没年未詳。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

繁慶 はんけい

しげよし

繁慶 しげよし

?-? 江戸時代前期の鉄砲鍛冶(かじ),刀工。
鉄砲鍛冶胝(あかがり)氏のもとで修業。徳川家康につかえ,駿府(すんぷ)(静岡市)で火縄銃をつくり,全国の大社にも奉納。鉄砲銘は清尭(きよたか)。また繁慶の銘で作刀。元和(げんな)2年(1616)の家康の死後,江戸にもどり,主として刀をつくり,虎徹(こてつ)とならび称された。三河(愛知県)出身。本姓は小野。通称は野田善四郎。

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朝日日本歴史人物事典の解説

繁慶

生年:生没年不詳
江戸初期の鉄砲工,刀工。三河(愛知県)に生まれ,江戸に出て,鉄砲工胝氏の門に入った。のちに駿河(静岡県),次いで武蔵国八王子(東京都)に移住し,再び江戸に戻り鉄砲町に住んだ。駿河移住以降に刀工の修業をしたと考えられており,師は康継との説が有力である。鉄砲は慶長16(1611)年群馬貫前神社,17年出雲日御碕神社,18年の大坂住吉大社への将軍秀忠奉納のものなど慶長15年から20年までの年紀作があり,鉄砲には清尭と銘をきり,刀剣では年紀作はないがほとんど繁慶と銘している。刀剣も住吉大社,日御碕神社,和歌山金剛三昧院などへの奉納品があり,金剛三昧院のものは願文により寛永1(1624)年の作と知られる。作風は越中則重を倣ったかのような肌立った大板目に地景の入った松皮肌と呼ばれる独特な鍛えで,刃文も沸の強い互の目,大乱れが多い。

(原田一敏)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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大辞林 第三版の解説

しげよし【繁慶】

はんけい【繁慶】

安土桃山・江戸初期の刀工。三河の人。本名、野田善四郎清尭。駿府で徳川家の鉄砲鍛冶となりのち武州八王子・江戸で作刀に専念。大乱の独特な刃文と茎なかごの仕立てに特色がある。しげよし。生没年未詳。

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