繊巧(読み)センコウ

デジタル大辞泉 「繊巧」の意味・読み・例文・類語

せん‐こう〔‐カウ〕【繊巧】

[名・形動]わざが細やかで巧みなこと。また、そのさま。「繊巧工芸品
両翼の姿の―無類なある緊張、その優雅さ」〈横光旅愁

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精選版 日本国語大辞典 「繊巧」の意味・読み・例文・類語

せん‐こう‥カウ【繊巧】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 繊細で巧緻(こうち)なこと。わざがこまかくてたくみなこと。こまかくてじょうずなこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「昇平情態尚繊巧、教坊新譜日換遷」(出典:寛斎先生遺稿(1821)一・三絃弾)
    2. 「我の繊巧を捨てて雄壮に傾き」(出典:我が俳句(1896)〈正岡子規〉)
    3. [その他の文献]〔新書‐瑰瑋〕

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普及版 字通 「繊巧」の読み・字形・画数・意味

【繊巧】せんこう(かう)

精緻。〔新書、瑰〕民、完堅(す)て、雕鏤纖巧を務め、以て高きを相ひ競ふ。

字通「繊」の項目を見る

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