織成す(読み)オリナス

デジタル大辞泉 「織成す」の意味・読み・例文・類語

おり‐な・す【織(り)成す】

[動サ五(四)]
織って模様などを作る。「にしきを―・す秋の山」
いろいろな要素を絡み合わせて物事を構成する。「男と女の―・す愛憎の図」
[類語]織る織り上げる織り出す織り込む織り交ぜる機織り手織り

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精選版 日本国語大辞典 「織成す」の意味・読み・例文・類語

おり‐な・す【織成】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙
  2. 織って布や模様などを作る。織り出す。
    1. [初出の実例]「各蓮のいとを繰て、文殊に与へ申されしかば、善哉善哉と歓喜して織なさせ給し御袈裟を」(出典:明徳記(1392‐93頃か)下)
  3. (たていと)と緯(よこいと)とで織り出すように、いろいろな要素をからみ合わせて構成する。
    1. [初出の実例]「生死を織(オリ)(ナス)世間の相と為す」(出典:大日経義釈延久承保点(1074))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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