織賀邦江(読み)オリガ クニエ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「織賀邦江」の解説

織賀 邦江
オリガ クニエ


職業
女優

本名
石崎 ウララ

旧名・旧姓
大賀

生年月日
大正11年 11月6日

出生地
東京府 荏原郡馬込村

学歴
立正高女〔昭和16年〕卒

経歴
女学校在学中に滝沢修の舞台「どん底」を見て感激し、村瀬幸子主宰の芸術小劇場の研究生となる。昭和16年第一生命に入り社長秘書を務めるが、18年退社し移動演劇瑞穂劇団入団。21年俳優座第一回公演「検察官」に出演、23年大映東京に入社し「土曜婦人」で映画デビュー。26年三好十郎の戯曲座に入り、「地熱」「夏虫」などの舞台に立つ。28年炎座に移り、30年劇作家石崎一正結婚。大柄な体つきから年より老けて見られ、若くして母親役などが多かった。テレビでは33〜38年NHKの帯ドラマ「バス通り裏」、47年NHK「楡家の人々」などに出演。

没年月日
昭和47年 11月28日 (1972年)

家族
夫=石崎 一正(劇作家)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「織賀邦江」の解説

織賀 邦江
オリガ クニエ

昭和期の女優



生年
大正11(1922)年11月6日

没年
昭和47(1972)年11月28日

出生地
東京府荏原郡馬込村

本名
石崎 ウララ

旧姓(旧名)
大賀

学歴〔年〕
立正高等女学校〔昭和16年〕卒

経歴
女学校在学中に滝沢修の舞台「どん底」を見て感激し、村瀬幸子主宰の芸術小劇場の研究生となる。昭和16年第一生命に入り社長秘書を務めるが、18年退社し移動演劇瑞穂劇団に入団。21年俳優座第一回公演「検察官」に出演、23年大映東京に入社し「土曜婦人」で映画デビュー。26年三好十郎の戯曲座に入り、「地熱」「夏虫」などの舞台に立つ。28年炎座に移り、30年劇作家の石崎一正氏と結婚。大柄な体つきから年より老けて見られ、若くして母親役などが多かった。テレビでは33〜38年NHKの帯ドラマ「バス通り裏」、47年NHK「楡家の人々」などに出演。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「織賀邦江」の解説

織賀邦江 おりが-くにえ

1922-1972 昭和時代の女優。
大正11年11月6日生まれ。昭和18年移動演劇瑞穂(みずほ)劇団に入団。23年大映東京にはいり「土曜夫人」でデビュー。大柄でわかくして母親役や柔和な中年女性役を演じた。30年石崎一正と結婚。昭和47年11月28日死去。50歳。東京出身。立正高女卒。旧姓は大賀。本名はウララ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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