美保関隕石(読み)みほのせきいんせき(その他表記)Mihonoseki-meteorite

最新 地学事典 「美保関隕石」の解説

みほのせきいんせき
美保関隕石

Mihonoseki meteorite

1992年12月10日午後9時ごろ,島根県松江市美保関町惣津の民家を直撃した石質隕石。隕石は2階の屋根から床下まで一直線に落下した。翌12月11日夕方,床下に転がっている6.5kɡの隕石が発見・回収された。美保関隕石は単体の落下らしく,回収された隕石は丸みのあるほぼ完全な個体で新鮮である。表面のヒュージョンクラストが部分的に欠落している。おそらく落下の際にこすれてとれたのであろう。隕石種は普通コンドライトのL6に属し,少量のコンドルールが認められる。美保関町に保管・展示されている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「美保関隕石」の意味・わかりやすい解説

美保関隕石
みほのせきいんせき
Mihonoseki-meteorite

1992年 12月 10日,島根県美保関町の民家を直撃した隕石。重さ 6.385kgで灰白色をしており,分析の結果,石質隕石の一種であるコンドライトのうち,鉄をあまり含まない L6コンドライトに属することが判明した。またこの隕石は鉄ケイ酸塩,希ガス濃度が直方隕石 (のうがたいんせき) と非常に似ており,母天体から離れてから宇宙空間を漂っていた時間も,美保関隕石は約 6100万年,直方隕石は約 6000万年とほぼ一致することから,ともに起源を同じくするものと考えられている。

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