美女峠(読み)びじよとうげ

日本歴史地名大系 「美女峠」の解説

美女峠
びじよとうげ

[現在地名]昭和村野尻

野尻のじりの北東銀山ぎんざん街道筋にある標高約八〇〇メートルの峠。野尻川支流いりの沢の源頭部より急坂路が連続し、たてこし地内通称前坂まえさか銀山街道一里塚が現存する。塚は左右とも完形で基底六メートル、高さ二メートル、塚間五メートル。吉尾よしゆう峠一里塚に継ぎ、また三島みしま町の入間方いりまがた一里塚に継ぐ。この一里塚について文化三年(一八〇六)の大谷組地志書上帳(二瓶家文書)間方村の条に「村より申の方拾九町弐拾八間に壱里塚有之候」と記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む