日本歴史地名大系 「美幌川」の解説 美幌川びほろがわ 北海道:網走支庁美幌町美幌川美幌町の南東、釧路支庁川上(かわかみ)郡弟子屈(てしかが)町には屈斜路(くつしやろ)湖の西部カルデラ外輪山を形成する、美幌峠から同町と津別(つべつ)町境のサマッカリヌプリ山に至る山麓がある。この山麓の西側に発して美幌町東部を北西流し、北部美幌市街のはずれで網走川に合流する。一級河川。網走川支流では最大で、流路延長三一・四キロ(うち指定区間二二キロ)、流域面積二一七・三平方キロ。前近代から「ビホロ川」とよばれ、松浦武四郎は一八五八年(安政五年)五月一〇日網走川河口から遡上し「ビホロ川」との合流地点で野営、「此処川二すじに成り右の方は本川、左の方はビホロ川すじのよし。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by