美笑軒道覚(読み)びしょうけん どうかく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「美笑軒道覚」の解説

美笑軒道覚 びしょうけん-どうかく

1521-1616 戦国-織豊時代の華道家。
大永(たいえい)元年生まれ。上野(こうずけ)(群馬県)白井城主長尾氏,ついで上杉謙信につかえる。和歌をよくし,禅にも通じた。はじめ微笑軒道覚と称し,天文(てんぶん)14年謙信のすすめで美笑軒とあらためた。美笑流初代。元和(げんな)2年6月25日死去。96歳。相模(さがみ)(神奈川県)出身。姓は後藤。名は温岐(あき)。通称は大学。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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