美豆野御牧(読み)みずのみまき

精選版 日本国語大辞典 「美豆野御牧」の意味・読み・例文・類語

みずの‐みまきみづの‥【美豆野御牧】

  1. 古代山城国久世郡綴喜郡にかけて、木津川両岸にあった皇室牧場。古くはその地一帯を美豆野といって、馬寮御牧で、馬の放飼いや鷹狩が行なわれていた。のち北東岸が御牧村、南西岸が美豆村となる。現在の京都市伏見区の南西部から京都府久世郡久御山町の北西部の一帯。
    1. [初出の実例]「さみだれはみづのみまきのまこも草刈り干すひまもあらじとぞ思ふ〈相模〉」(出典:後拾遺和歌集(1086)夏・二〇六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む