羽織破落戸(読み)はおりごろつき

精選版 日本国語大辞典 「羽織破落戸」の意味・読み・例文・類語

はおり‐ごろつき【羽織破落戸】

  1. 〘 名詞 〙 ( 羽織をきたごろつきの意。「破落戸」はあて字 ) ちゃんとした服装をしながら、ごろつきのように恐喝などを行なう人。はおりごろ。
    1. [初出の実例]「山師の下等に至っては、府下を食詰め田舎廻り高帽子に洋服か、又は立派な羽織誤路突(ハヲリゴロツキ)」(出典屑屋の籠(1887‐88)〈西村天囚〉前)

はおり‐ごろ【羽織破落戸】

  1. 〘 名詞 〙はおりごろつき(羽織破落戸)」の略。
    1. [初出の実例]「羽織破落徒(ゴロ)どもが、運動費目的(めあて)煽動(おだて)やらに」(出典:ありのすさび(1895)〈後藤宙外〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む