精選版 日本国語大辞典 「羽織破落戸」の意味・読み・例文・類語 はおり‐ごろつき【羽織破落戸】 〘 名詞 〙 ( 羽織をきたごろつきの意。「破落戸」はあて字 ) ちゃんとした服装をしながら、ごろつきのように恐喝などを行なう人。はおりごろ。[初出の実例]「山師の下等に至っては、府下を食詰め田舎廻り高帽子に洋服か、又は立派な羽織誤路突(ハヲリゴロツキ)」(出典:屑屋の籠(1887‐88)〈西村天囚〉前) はおり‐ごろ【羽織破落戸】 〘 名詞 〙 「はおりごろつき(羽織破落戸)」の略。[初出の実例]「羽織破落徒(ゴロ)どもが、運動費目的(めあて)の煽動(おだて)やらに」(出典:ありのすさび(1895)〈後藤宙外〉二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例