翔鸞楼(読み)ショウランロウ

デジタル大辞泉 「翔鸞楼」の意味・読み・例文・類語

しょうらん‐ろう〔シヤウラン‐〕【翔鸞楼】

平安京大内裏八省院の四楼の一。応天門外の西南方に突き出た楼で、方四間屋背鴟尾しびがあり、東の栖鳳楼せいほうろうに対する。西楼

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精選版 日本国語大辞典 「翔鸞楼」の意味・読み・例文・類語

しょうらん‐ろうシャウラン‥【翔鸞楼】

  1. 平安京大内裏の八省院の四楼の一つ。応天門外の西南方につき出た楼で、方四間、屋背に鴟尾があり、東南方の栖鳳楼に対する。
    1. [初出の実例]「夜、応天門火、延焼棲鳳翔鸞両楼」(出典日本三代実録‐貞観八年(866)閏三月一〇日)
    2. 「或は上東上西門翔鸞楼上の戸上の御局」(出典:宴曲・宴曲集(1296頃)五)

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