デジタル大辞泉 「翠蓋」の意味・読み・例文・類語 すい‐がい【×翠蓋】 緑色のおおい。また、緑の葉の茂った木の枝のたとえ。「赤松黒松の挺然ていぜん林より秀でて―を碧空に翳かざすあり」〈蘆花・自然と人生〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「翠蓋」の意味・読み・例文・類語 すい‐がい【翠蓋】 〘 名詞 〙 ( 「すいかい」とも ) みどり色のおおい。また、緑の葉の繁った樹木をたとえていう。[初出の実例]「渙々兮暁圧、君子之翆蓋無レ変」(出典:詩序集(1133頃)下・松色雪中鮮詩序〈藤原明衡〉)「樹陰は天を掩ふて翠蓋(スイガイ)を披くが如く」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例