老師(読み)ロウシ

デジタル大辞泉 「老師」の意味・読み・例文・類語

ろう‐し〔ラウ‐〕【老師】

年をとった師匠先生
年老いた僧。また、学徳のある僧を敬っていう語。禅宗では師家を敬っていう語。
[類語]老僧

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精選版 日本国語大辞典 「老師」の意味・読み・例文・類語

ろう‐しラウ‥【老師】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 年老いた僧。また、年老いた師匠。年をとった先生。
    1. [初出の実例]「老師遠く学びて難に遭ひ」(出典:日本霊異記(810‐824)上)
    2. [その他の文献]〔史記‐荀卿伝〕
  3. 禅宗で、師家を敬っていう語。
    1. [初出の実例]「坐禅をするときの一般の心得や、老師(ラウシ)から公案の出る事や」(出典:門(1910)〈夏目漱石〉一八)
  4. 戦争を長びかせて兵隊を疲れさせること。〔春秋左伝‐僖公三三年〕

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普及版 字通 「老師」の読み・字形・画数・意味

【老師】ろうし

老先生

字通「老」の項目を見る

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とっさの日本語便利帳 「老師」の解説

老師

日本では老教師、年長の僧侶中国では年齢とは関係なく、学問のある人の敬称、先生。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

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