耳痛の原因となる耳の病気(読み)じつうのげんいんとなるみみのびょうき

家庭医学館の解説

 耳痛の原因となる耳の病気には、つぎのようなものがあります。
 外耳(がいじ)の病気=外耳炎(外耳道炎(「びまん性外耳道炎」))、耳癤(じせつ)(「急性限局性外耳道炎/耳癤」)、耳介軟骨膜炎(じかいなんこつまくえん)、耳性帯状疱疹(じせいたいじょうほうしん)(「耳性帯状疱疹(耳ヘルペス)/ラムゼー・ハント症候群(ハント症候群)」)、腫瘍(しゅよう)、外耳道異物(「外耳道異物」)など。
 中耳(ちゅうじ)の病気=中耳炎(「急性化膿性中耳炎」)、乳突炎(にゅうとつえん)(「急性乳様突起炎(乳突炎)」)など。
 このうち頻度の高いのは、急性中耳炎と耳癤で、いずれも激しい痛みになることが多いものです。
 耳癤は、耳介を引っ張ったときに痛みを強く感じたり(耳介牽引痛(じかいけんいんつう))、耳の(あな)の前にある小さな軟骨(なんこつ)の出っ張り(耳珠(じしゅ))を押したりすると、痛みが強くなる(耳珠圧痛)のが特徴です。
 なお内耳(ないじ)の病気では、耳痛はおこらないのがふつうです。

出典 小学館家庭医学館について 情報

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