耽楽(読み)タンラク

デジタル大辞泉 「耽楽」の意味・読み・例文・類語

たん‐らく【×耽楽】

[名](スル)楽しみにふけること。また、酒色にふけること。
ことごとくその書籍売り文芸の―を屏絶へいぜつせり」〈中村訳・西国立志編

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精選版 日本国語大辞典 「耽楽」の意味・読み・例文・類語

たん‐らく【耽楽】

  1. 〘 名詞 〙 楽しみにふけること。また、酒色にふけって楽しむこと。
    1. [初出の実例]「尽くその書籍を売り、文芸の耽楽(タンらく)を屏絶せり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一)
    2. [その他の文献]〔書経‐無逸〕

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普及版 字通 「耽楽」の読み・字形・画数・意味

【耽楽】たんらく

楽しみふける。〔書、無逸〕生きては則ちし、稼穡(かしよく)の艱を知らず、小人の勞を聞かず、惟だ耽樂に之れ從ふ。時(こ)れより厥(そ)の後、亦た克(よ)く壽(ひさ)しき或る罔(な)く、或いは十年、或いは七年、或いは五六年、或いは四三年なり。

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