聖兼(読み)しょうけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「聖兼」の解説

聖兼 しょうけん

1242-1293 鎌倉時代の僧。
仁治(にんじ)3年生まれ。近衛家実(いえざね)の子。東大寺東南院で三論をおさめ,定済(じょうさい)について密教をまなぶ。東大寺別当を2回つとめ,正応(しょうおう)2年醍醐寺(だいごじ)座主(ざす)となった。永仁(えいにん)元年9月11日死去。52歳。通称阿弥陀院大僧正

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android