聚斂(読み)シュウレン

デジタル大辞泉 「聚斂」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐れん【××斂】

集めて収めること。
収斂しゅうれん3」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「聚斂」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐れん【聚斂】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 集め収めること。とりあつめること。
    1. [初出の実例]「民が離散せうとしたは、ちとも大事あるまいぞと云て聚斂してあつめてをかれたぞ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)八)
    2. [その他の文献]〔詩経箋‐周頌・維天之命〕
  3. 支配階級に属する者が、人民に対して、苛酷な取り立てを行なうこと。
    1. [初出の実例]「於是功労之臣自退。聚斂之輩争進」(出典本朝文粋(1060頃)二・封事三箇条〈菅原文時〉)
    2. [その他の文献]〔論語‐先進〕

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普及版 字通 「聚斂」の読み・字形・画数・意味

【聚斂】しゆうれん

多く賦税をとる。〔大学〕孟獻子曰く、百乘の家、聚斂の臣を畜(やしな)はず。其の聚斂の臣らんよりは、(むし)ろ盜臣れ。此れを國は利を以て利と爲さず、義を以て利と爲すを謂ふなり。

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