聴断(読み)ちょうだん

精選版 日本国語大辞典 「聴断」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐だんチャウ‥【聴断】

  1. 〘 名詞 〙 いうことをきいて是非を断定すること。うったえを聴いてさばくこと。裁判すること。聴決。裁断
    1. [初出の実例]「聴断(チャウダン)神に通じ、人々畏服せざるはなし」(出典駿台雑話(1732)四)
    2. [その他の文献]〔荀子‐栄辱〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「聴断」の読み・字形・画数・意味

【聴断】ちよう(ちやう)だん

事をきき、裁く。〔漢書、厳助伝〕陛下南面して聽斷し、天下に號令す。四應せざる(な)し。

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