肛門裂創(読み)コウモンレッソウ

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「肛門裂創」の意味・わかりやすい解説

肛門裂創
こうもんれっそう

裂肛ともいい、いわゆる切れ痔(じ)のことである。鈍力が牽引(けんいん)性に作用して組織の連続性を断たれた創(きず)を裂創とよぶが、肛門上皮の一部に裂創を生じた状態をいう。主として肛門後壁に生じ、自然治癒傾向が強いが、便通異常などで肛門裂創を繰り返すと、創は陳旧化して潰瘍(かいよう)となり、排便痛が増し、随伴病変としての見張りいぼや肛門ポリープを合併するようになり、外科的処置が必要になってくる。この状態をとくに肛門潰瘍という。

竹馬 浩]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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