能力頭巾(読み)ノウリキズキン

デジタル大辞泉 「能力頭巾」の意味・読み・例文・類語

のうりき‐ずきん〔‐ヅキン〕【能力頭巾】

能・狂言で用いる頭巾の一。頭頂を折って後ろに垂らしたもの。能では能力のうりきなどの役に、狂言ではすっぱ新発意しんぼちなどの役に用いる。強師頭巾ごうしずきん

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精選版 日本国語大辞典 「能力頭巾」の意味・読み・例文・類語

のうりき‐ずきん‥ヅキン【能力頭巾】

  1. 〘 名詞 〙 能や狂言で用いる頭巾の一つ。能では間(あい)狂言の能力の役に、狂言では旅僧新参僧侶の役にかぶる。頭頂を引きつめて後ろにたらした頭巾。能「道成寺」などの間や、狂言「宗論」「薩摩守」などに用いる。のうりき。強師頭巾(ごうしずきん)
    1. 能力頭巾
      能力頭巾

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