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宗論 しゅうろん

8件 の用語解説(宗論の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

宗論
しゅうろん

狂言の曲名。出家狂言身延山へ参詣した法華僧と善光寺へ参詣した浄土僧 (シテ) が道連れになり,互いにわが仏尊しと争う。宿に泊って宗論をするが,どちらも珍妙な法文を説き,相手を説得できない。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

しゅう‐ろん【宗論】

宗門の教義に関する論議。
宗派の間で、その真偽・優劣を争う論争。

しゅうろん【宗論】[狂言]

狂言。浄土宗法華宗の僧が相手の宗旨をけなし、自分の宗旨を褒めて言い争ううちに、互いの念仏題目を取り違えてしまう。

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デジタル大辞泉プラスの解説

宗論(しゅうろん)

古典落語の演目のひとつ。劇作家・益田太郎冠者によって改作された。八代目春風亭柳枝が得意とした。オチは考えオチ。主な登場人物は、若旦那

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世界大百科事典 第2版の解説

しゅうろん【宗論】

広い意味では仏教とインドの外道(げどう),儒教,道教,キリスト教との論争も宗論であるが,普通には仏教において一宗と他宗との間でなされる宗義上の論争をいう。有名なのは,8世紀の末にチベットで行われたインド僧と中国僧とによる論争で,インド側代表のカマラシーラは漸門を説き,中国側代表の大乗和尚は頓門を説いた(漸悟頓悟)とされ,この宗論後のチベットではインド仏教が採用された。【礪波 護】 日本では,宗論は古代・中世に盛行した。

しゅうろん【宗論】

(1)平曲の曲名。大秘事物3曲の一つ。大秘事は最高の伝授物で,本曲のほかに《鏡の巻》《剣の巻(つるぎのまき)》の2曲があり,いずれにも一般の曲とは異なる曲節がある。本曲は,下記のようにきわめて長文の曲で,天竺(てんじく)への行程を旋律的な曲節で長々と語ったあとに,シラ(素)声とサシ(指)声を交互に配する叙唱的な宗論の部分を置くなど,独特の作曲法が見られるが,現在では伝承が絶えている。 高野山が荒廃して久しい堀河天皇のころ,天竺に釈迦如来が再生して説法をしているといううわさがあり,白河上皇が天竺に渡る気を起こしたので,その可否が議された。

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大辞林 第三版の解説

しゅうろん【宗論】

一つの経の宗旨をまとめて体系的に扱った論書。 ↔ 釈論
宗派や教義上の優劣・真偽を決める議論。宗派間の論争。法論。 「安土-」

しゅうろん【宗論】

狂言の一。浄土宗と法華宗の僧侶が、互いに自宗の尊いことを主張して争ううち、題目と念仏を取り違えて唱えてしまう。

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世界大百科事典内の宗論の言及

【折伏】より

…日蓮の折伏実践は,折伏がよびおこす迫害を甘受することにより自己の過去の重罪を消すことができるという懺悔滅罪(ざんげめつざい)の意識に支えられていたから,迫害受難はいっそう折伏実践を行わせることになった。この折伏の化導法は,中世日蓮宗において,宗論(しゆうろん)という形をとって発現された。しかし,戦国大名による宗論禁止やとりわけ織田信長による安土宗論で日蓮宗が敗退させられたことを契機として,しだいに摂受重視に転換していき,幕藩体制下では摂受中心にならざるをえなかった。…

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