能登牛(読み)のとうし

事典 日本の地域ブランド・名産品 「能登牛」の解説

能登牛[畜産]
のとうし

北陸甲信越地方、石川県地域ブランド
石川県内一円で生産された牛肉。大正・昭和期、鳥取県兵庫県から改良された黒毛和種を導入し、但馬系の雄牛を交配して現在の肉牛がつくりあげられた。石川県内で6ヶ月以上肥育され血統が確かな黒毛和種の肉牛で、肉質肉色などの優れたものが能登牛として認定される。肉質のきめが細かく豊かな味わいがある。2007(平成19)年10月、特許庁地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5084827号。地域団体商標の権利者は、全国農業協同組合連合会

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android