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脇尊者 きょうそんじゃ Pārśva

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

脇尊者
きょうそんじゃ
Pārśva

インドの仏教僧。2世紀の人。部派仏教の一派,説一切有部の指導者の一人。第4回目の仏典の編集を行なったともいわれる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

脇尊者
きょうそんじゃ

2世紀ごろのインドの仏教の学僧。サンスクリット名はパールシュバPrvaといい、「脇(わき)」の意味。「尊者」は尊称である。中インドまたは北インドの出身。仏教の有力な部派である説一切有部(せついっさいうぶ)の代表的論書『大毘婆沙論(だいびばしゃろん)』の編纂(へんさん)に中心的役割を果たしたといわれ、この論書のところどころに彼の説が伝えられている。出家したのが老年であったため、悟りを得るまでは脇をつけない(横にならない)という誓いをたてて修行に励み、3年で阿羅漢(あらかん)の悟りに達したので、この名を得たという。後の禅宗では伝法の第十祖として尊崇する。[藤田宏達]

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