脇板(読み)ワキイタ

デジタル大辞泉 「脇板」の意味・読み・例文・類語

わき‐いた【脇板】

よろい胴丸腹巻きなどの側面にある板。

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精選版 日本国語大辞典 「脇板」の意味・読み・例文・類語

わき‐いた【脇板】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 脇下を防御するため鎧(よろい)・胴丸・腹巻などの脇にとりつけた板。脇の板。
    1. [初出の実例]「胸板をしつけの板、脇板、脇楯等に覆輪あり」(出典:本朝軍器考(1722)九)
  3. 二番手板前職人。料理の手助けなどをする板前。
    1. [初出の実例]「『小松』の脇板をしてゐたやつに」(出典:ゆく年(1928‐29)〈久保田万太郎〉三)

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