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脱出速度 だっしゅつそくどescape velocity

翻訳|escape velocity

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

脱出速度
だっしゅつそくど
escape velocity

第二宇宙速度あるいは放物線速度ともいう。宇宙速度の一種。天体表面から発射された物体がその引力圏から脱出し,再びその天体に戻らないために必要な最小限の発射速度で,円速度の √2 倍である。天体の大気を構成する気体分子の熱運動の速度が脱出速度をこえれば,分子はこの天体の引力を脱して宇宙へ散逸する。月などが大気をもたないのは,これにより説明される。

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百科事典マイペディアの解説

脱出速度【だっしゅつそくど】

物体がある天体の引力を振り切って脱出できる最小限の運動速度。天体の質量をM,両者の中心距離をr,万有引力定数をGとすると,脱出速度vは(式1)地球から脱出する場合には第二宇宙速度(宇宙速度)に相当する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

脱出速度
だっしゅつそくど

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世界大百科事典内の脱出速度の言及

【宇宙速度】より

…これを総称して宇宙速度という。第一宇宙速度,第二宇宙速度,第三宇宙速度の3種があるが,これはソ連系の用語でふつうは以下に述べるように円軌道速度,脱出速度と呼ばれる。(1)円軌道速度circular velocity いわゆる第一宇宙速度。…

【人工衛星】より

Eが0以上の場合には軌道はもはや周回軌道とはならず,0の場合には放物線,正の場合には双曲線軌道となる。とくにEが0となるときの速度Vを半径rにおける脱出速度といい,中心天体が地球の場合には,人工惑星となりうる最小の速度を与える。エネルギーEが負の場合,Eを,と等置すると,aは生成される楕円軌道の長軸の長さの1/2を与える。…

※「脱出速度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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