精選版 日本国語大辞典 「膚受」の意味・読み・例文・類語
ふ‐じゅ【膚受】
〘名〙
① (「論語‐顔淵」の「浸潤之譖、膚受之愬、不レ行焉、可レ謂レ明也已矣」による) 讒言や中傷などが、皮膚につくほこりのように、知らぬ間に人の心にしみこむこと。一説に、それが皮膚を傷つけるように痛切なこと。
② うわべだけ受け伝えること。十分に理解しないこと。〔張衡‐東京賦〕
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