…したがって,植物の発生過程で見られる形態形成運動は細胞の分裂能や細胞伸長の方向性によって左右されている。外部からの刺激に呼応して起こる植物器官の屈曲運動(成長運動と膨圧運動に大別される。詳しくは〈屈性〉〈傾性〉の項目を参照)もまた細胞の分裂能や伸長性によっても説明することができる。…
…これらはすべて刺激の強度変化に応じておこる敏感な運動であることが特徴で,環境変化への一つの適応現象とみなされている。屈曲運動は生長運動growth movementと膨圧運動turgor movementに大別され,前者は植物器官の相対する両側での生長速度の差によって,後者は特定の細胞の膨圧変化による細胞の変形もしくは容積変化によっておこる。生長運動や膨圧運動は,光や温度の変化に即応しておこる場合もあるが,多くの植物では外部の日周リズムに応じておこる。…
※「膨圧運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新