コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

臘八粥 ロウハチガユ

2件 の用語解説(臘八粥の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ろうはち‐がゆ〔ラフハチ‐〕【×臘八×粥】

温糟粥(うんぞうがゆ)のこと。臘八の日に禅家で食するところからいう。 冬》

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ろうはちがゆ【臘八粥 là bā zhōu】

中国で旧暦12月を臘月とよぶが,その8日を釈迦成道の日(臘八会)とし,これにちなんで作る粥。〈仏粥〉〈七宝五味粥〉,北京では〈八宝粥〉ともいう。米・雑穀・豆類のほかナツメ・栗・ハスの実など各種の果実をまぜ,砂糖で甘味をつけて煮る。諸仏祖先に供えるほか,家族が食べ,またその他の食品を添えて親戚知人に贈る。もと僧尼が作って檀家に贈ったことから始まった。肉類を加えないのは寺方での精進料理だったからである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の臘八粥の言及

【小豆粥】より

…七種粥は,小豆粥の特殊なものと思われる。中国の12月8日の臘八粥も,米のほか数種類の穀物や木の実を入れるが,やはりアズキを用い,赤く色を着けて煮つめた粥で,七種粥に近い。中国の六朝時代の《荆楚歳時記》にも,1月15日に豆粥を作ったとあり,小豆粥には,中国の影響があると思われる。…

【粥】より

…太郎冠者がごちそうになった食べ物の名を忘れ,主人が石橋山合戦の物語を誦して思い出させるという狂言《文蔵》の素材にもなっているもので,室町期にはかなり身近な料理だったようである。《尺素往来(せきそおうらい)》が〈紅糟者臘八之仏供〉としているように,釈尊成道の日とされる12月8日の臘八会(ろうはちえ)の供物ともされたため,臘八粥とも呼ばれる。みそと酒かすを入れて煮た粥であろうと,伊勢貞丈は書いている。…

【成道会】より

…臘八とは臘月(12月)8日の意。この日臘八粥といって粥に昆布,串柿,菜などを入れたものを食べる。これを五味粥ともいう。…

※「臘八粥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

臘八粥の関連キーワード赤口先負エジプト暦事八日十五夜旗亭正月始め新暦悪月臘月

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone