臣の子(読み)おむのこ

精選版 日本国語大辞典 「臣の子」の意味・読み・例文・類語

おむ【臣】 の 子(こ)

書紀(720)推古二八年是歳(岩崎本訓)「皇太子・嶋太臣、共に議りて、天皇記(すめらみことのふみ)・及び国記(くにつふみ)・臣(オムノコ)・連(むらし)・伴造・国造・百八十部(とものを)、并せて公民等の本記(もとつふみ)を録す」

おみ【臣】 の 子(こ)

(「こ」は親愛気持を表わす) =おみ(臣)
古事記(712)下・歌謡「王(おほきみ)の 心を緩(ゆら)み 淤美能古(オミノコ)八重柴垣 入り立たずあり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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