自力念仏(読み)ジリキネンブツ

関連語 ぼさつ 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「自力念仏」の意味・読み・例文・類語

じりき‐ねんぶつ【自力念仏】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。阿彌陀如来の本願の力によらないで、自分の力で往生を得ようという自力の心で唱える念仏。
    1. [初出の実例]「大蔵聞、『いやさ、姫がのは自力念仏で役に立たぬ。内々宝蔵に有地蔵(ぼさつ)を取出し、諸人に拝ませよ』」(出典歌舞伎傾城壬生大念仏(1702)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む