自大(読み)ジダイ

デジタル大辞泉 「自大」の意味・読み・例文・類語

じ‐だい【自大】

自分で自分を偉い者と思い、尊大に構えること。「夜郎やろう自大
「此日本は真実自尊―の一小鎖国にして」〈福沢福翁自伝

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「自大」の意味・読み・例文・類語

じ‐だい【自大】

  1. 〘 名詞 〙 他に対して尊大にかまえること。→夜郎自大(やろうじだい)
    1. [初出の実例]「一毫も矜高自大の心なく、貪吝の念なく、下劣の嗜慾なかりしなり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「自大」の読み・字形・画数・意味

【自大】じだい

自ら誇り高ぶる。〔礼記表記〕(君子は)名の行ひに(す)ぐるを恥づ。是の故に君子は、自ら其の事を大とせず、自ら其の功を(たつと)ばず。

字通「自」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android