自存(読み)ジソン

デジタル大辞泉 「自存」の意味・読み・例文・類語

じ‐そん【自存】

自分生存
他の力に頼らず自らの力で生存していくこと。「自存自衛」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「自存」の意味・読み・例文・類語

じ‐そん【自存】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 自分が存在してそこにあること。また、自己の生存。〔哲学字彙(1881)〕 〔荀子脩身
  3. そのままに存在すること。損傷しないであること。
    1. [初出の実例]「興福寺金堂焼失、翌日求出釈迦眉間銀閣、容顔自存、敢無損云々」(出典玉葉和歌集‐治承五年(1181)正月三〇日)
  4. 他に頼らないで自分の力で生存すること。
    1. [初出の実例]「凡鰥寡孤独、貧窮老疾不自存者、〈略〉令近親収養」(出典:令義解(718)戸)
    2. 「帝国は今や自存自衛の為蹶然起って」(出典:米国及び英国に対する宣戦の詔書‐昭和一六年(1941)一二月八日)

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普及版 字通 「自存」の読み・字形・画数・意味

【自存】じそん

生きる。

字通「自」の項目を見る

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