自己言及のパラドックス(読み)ジコゲンキュウノパラドックス

デジタル大辞泉 「自己言及のパラドックス」の意味・読み・例文・類語

じこげんきゅう‐の‐パラドックス〔ジコゲンキフ‐〕【自己言及のパラドックス】

エピメニデスのパラドックスまたは嘘つきのパラドックスとして広く知られる自己言及にまつわる論理的逆説。「この文は誤りだ」のように、発話の主体が自己を含めて何らかの指示や言及をしようとすると、真偽を決定できず、矛盾が生じる場合があるというもの。オーストリア出身の数学者ゲーデルは、同種の命題を記号論理学の問題として扱い、ゲーデルの不完全性定理を導いた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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