自然力(読み)シゼンリョク

デジタル大辞泉 「自然力」の意味・読み・例文・類語

しぜん‐りょく【自然力】

自然界に起こる種々の作用
経済学でいう、人間労力を補う自然の力。風力水力など。

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精選版 日本国語大辞典 「自然力」の意味・読み・例文・類語

しぜん‐りょく【自然力】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 自然界の作用、能力
    1. [初出の実例]「最も活動する自然力(シゼンリョク)を支配する人間は最も冷静だから安心し給へ」(出典:恋を恋する人(1907)〈国木田独歩〉一)
  3. 経済学で、生産要素の一つ。人間の労働力を助ける自然の力。風力、水力、光力などの原始的自然力と、蒸気力電気力などの誘導的自然力とに分けられる。〔新しき用語の泉(1921)〕

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