興慶(読み)こうけい(その他表記)Xing-qing; Hsing-Ch`ing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「興慶」の意味・わかりやすい解説

興慶
こうけい
Xing-qing; Hsing-Ch`ing

西夏国の首都。西夏を建国した李元昊 (りげんこう) が興州を興慶府と改め,首都とした。のち中興府と改称。当時の東西交通の要地。 1227年モンゴルにより攻略され,エリガヤ (額里合牙) ,元朝には寧夏 (ねいか) 府路,明朝に寧夏衛,清朝に寧夏府と改められた。現在のニンシャホエ (寧夏回) 族自治区のインチョワン (銀川) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 項目

旺文社世界史事典 三訂版 「興慶」の解説

興慶
こうけい

西夏の首都
現在の甘粛 (カンスー) 省銀川市。1020年,西夏の李徳明が興州と称してここに都したが,子の李元昊 (りげんこう) のときに興慶府と改称。チンギスハンによって破壊された。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む