デジタル大辞泉 「興」の意味・読み・例文・類語
こう【興】[漢字項目]
[学習漢字]5年

1 勢いが盛んになる。おこる。おこす。「興起・興行・興業・興亡・興隆/再興・振興・新興・復興・
2 (「昂」または「亢」の代用字)感情がたかぶる。「興奮」

[名のり]おき・き・さかん・さき・とも・ふか・ふさ
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
「宋書」倭国伝に記される倭の五王の1人。5世紀後半頃の王。済(せい)の世子で武(ぶ)の兄。済の死後に王となった。462年,中国南朝の宋に遣使して世祖孝武帝から安東将軍号を与えられた。名前のうえからは積極的な根拠に欠けるが,済と武との系譜関係から安康天皇である可能性が強い。允恭(いんぎょう)天皇とする説もある。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
「倭の五王」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…《宋書》によると,460年にも倭国の遣使があったとするが,これも済の派遣したものであろう。済の死後,世子の興が立ち,使者を派遣すると,これを喜んだ孝武帝は,462年,興を安東将軍・倭国王に任命した。 興の死後,弟の武が立ち,使持節・都督倭百済新羅任那加羅秦韓慕韓七国諸軍事・安東大将軍・倭国王と自称し,478年,使者を派遣して,国書を送った。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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