興金寺跡(読み)こうきんじあと

日本歴史地名大系 「興金寺跡」の解説

興金寺跡
こうきんじあと

[現在地名]都城市宮丸町

年見としみ川の南、上平田かみひらた橋の東側にあったとみられる。幡龍山と号し、臨済宗京都妙心寺末寺。本尊阿弥陀如来。山号の由来は、寺地台地でその形が竜の臥したようにみえるからという(都城市史)。万延元年(一八六〇)の寺院由緒調控(都城島津家文書)によると北郷氏以前の当地方領主宮丸蔵人道時が菩提寺として一四世紀頃建立したといい、開山香山

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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