舞出長五郎(読み)マイデ チョウゴロウ

20世紀日本人名事典 「舞出長五郎」の解説

舞出 長五郎
マイデ チョウゴロウ

大正・昭和期の経済学者 東京大学名誉教授



生年
明治24(1891)年9月8日

没年
昭和39(1964)年7月15日

出生地
神奈川県

学歴〔年〕
東京帝大法科大学政治学科〔大正6年〕卒,東京帝大大学院修了

学位〔年〕
経済学博士〔昭和22年〕

経歴
大正8年東京帝大助教授、9〜11年欧米留学、12年教授。昭和13〜14年、20〜23年の2度経済学部長。27年定年退官、名誉教授となり、37年まで学習院大教授を務めた。戦前土方成美の経済価値論を批判し、舞出・土方論争を展開。戦後矢内原忠雄、大内兵衛らの大学復帰に尽力した。著書に「経済学史概要」「改訂理論経済学概要」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「舞出長五郎」の解説

舞出長五郎 まいで-ちょうごろう

1891-1964 大正-昭和時代の経済学者。
明治24年9月8日生まれ。大正12年母校東京帝大の教授となる。戦前と終戦後の2度経済学部長をつとめる。のち学習院大教授。マルクス経済学研究。経済価値論をめぐって土方成美(ひじかた-せいび)と論争を展開した。昭和39年7月15日死去。72歳。神奈川県出身。著作に「理論経済学概要」など。

舞出長五郎 まいいで-ちょうごろう

まいで-ちょうごろう

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「舞出長五郎」の解説

舞出 長五郎 (まいいで ちょうごろう)

生年月日:1891年9月8日
大正時代;昭和時代の経済学者
1964年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android