日本歴史地名大系 「舟見野一六ヵ村」の解説 舟見野一六ヵ村ふなみのじゆうろつかそん 富山県:下新川郡入善町舟見野一六ヵ村黒部川右岸の河岸段丘上に舟見野とよばれる広大な原野があった。近世初めにこの台地の大掛りな開拓が進められ、今江(いまえ)村には加賀から二〇人の百姓が入り込んでいる(国事雑抄)。明暦(一六五五―五八)頃には舟見野一六ヵ村とよばれる村々ができた。これらの村の中心が野中(のなか)村(近世は中村)であるので、野中一六ヵ村ともよばれる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by