芋競べ祭(読み)いもくらべまつり[なかやま]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「芋競べ祭」の意味・わかりやすい解説

芋競べ祭[中山]
いもくらべまつり[なかやま]

滋賀県南東部日野町中山の野神山で 9月1日に行なわれる祭り。集落を構成する東谷と西谷の宮座の祭りで,両地区の中間にある野神山にトウノイモと呼ばれるサトイモを持ち寄ってその長さを競い合うことから,その名がある。主として山子と呼ばれる 8~14歳までの少年と,山若と呼ばれる 15歳以上の青年によってなされる。当日午後,熊野神社での神事のあと,両地区の山子と山若がモウソウチク(孟宗竹)で囲われた芋を担ぎ,ムカデ道と呼ばれる道を通って野神山に登る。一同は円形小石が敷きつめられた祭場の中心線を挟んで着座し,まず東西それぞれの神の棚へのお供えと一同の饗膳を行なう。次いで山子による相撲があり,ユーモラスな問答をしながら尺棒で芋をはかる「芋打ち」となる。西が勝つとその年は照り,東が勝つと雨が多いなどといわれる。国指定重要無形民俗文化財。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む