デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「芝多民部」の解説 芝多民部 しばた-みんぶ 1822-1866 幕末の武士。文政5年生まれ。陸奥(むつ)仙台藩士。安政2年(1855)藩主伊達慶邦(よしくに)のもとで奉行(家老)となる。物産の専売制の強化,軍艦建造などをすすめたが,藩札の乱発などで物価騰貴をまねき,5年に罷免された。のち青年藩士による再任要求運動が政争化し,謹慎中に絶食して慶応2年2月25日死去。45歳。名は常則(つねのり)。通称ははじめ周防。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例