常則(読み)じょうそく

精選版 日本国語大辞典 「常則」の意味・読み・例文・類語

じょう‐そく ジャウ‥【常則】

〘名〙 常の法則。定まった規則常規
※本朝文粋(1060頃)一・菟裘賦〈兼明親王〉「千変万化。有何常則
※西洋聞見録(1869‐71)〈村田文夫〉前「悉く寺堂に詣り説経を聞くを常則とし」 〔史記‐賈誼伝〕

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デジタル大辞泉 「常則」の意味・読み・例文・類語

じょう‐そく〔ジヤウ‐〕【常則】

定まったやり方。変わらない規則。
「これあ人情だ。同時に処世の―だよ」〈啄木我等一団と彼〉

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普及版 字通 「常則」の読み・字形・画数・意味

【常則】じようそく

常法

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