芝甘交(読み)しば かんこう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「芝甘交」の解説

芝甘交 しば-かんこう

?-1804 江戸時代中期-後期戯作(げさく)者。
江戸の人。初代芝全交の門人。天明6年(1786)自作の絵に四方赤良(よもの-あから)(大田南畝),山東京伝ら当時の著名な狂歌師,戯作者の賛をくわえた洒落(しゃれ)本「人遠茶懸物(ひとをちゃがけもの)」を刊行。ほかに黄表紙「道笑双六(すごろく)」「現金青本之通(げんきんあおぼんのかよい)」など。狂歌もよくした。文化元年2月19日死去。姓は大伴通称は寛十郎。別号に一払斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android