(読み)しば

デジタル大辞泉の解説

し【芝】[漢字項目]

常用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]しば
〈シ〉キノコの一種。マンネンタケ。めでたいしるしとされた。「桂芝(けいし)霊芝
〈しば〉イネ科の草の名。「芝居芝草芝生(しばふ)

しば【芝】

イネ科の多年草。日当たりのよい地に密に生える。茎は強く、地面をはい、5月ごろ繊細な茎を出して紫色がかった穂をつける。庭園や土手に植えて芝生とする。芝草。
芝生などとして植える葉の細い草。コウライシバ・ギョウギシバやブルーグラスなど。

しば【芝】

東京都港区地名芝公園増上寺泉岳寺東京タワーなどがある。もと東京市の区名。

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百科事典マイペディアの解説

芝【しば】

東京都の旧区。1947年麻布赤坂の2区と合併し区となった。新橋三田高輪などの地区がある。江戸時代には寺社・武家地として知られ,現在も増上寺泉岳寺愛宕(あたご)山の愛宕神社など社寺が多い。〈芝っ子〉は〈神田っ子〉とともに江戸っ子を代表した。東京港台場,旧白金御料地(天然記念物・史跡)の国立自然教育園,芝公園,芝離宮庭園,東京タワー,明治学院大,東大医科学研究所,北里大などがあり,三田・高輪地区にも庭園,史跡,大学などが多い。品川駅が高輪地区にある。山手線,京浜東北線,地下鉄などが通じる。
→関連項目文化3年の大火文政の大火

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世界大百科事典 第2版の解説

しば【芝】

東京都港区東・南部の地名。北は新橋,南は高輪(たかなわ),東は東京湾沿いの芝浦,西は三田・白金の台地に及ぶ地域。地名の由来は一帯が武蔵野の末の芝原であったからといい,また海岸にノリそだにする芝が見えたからともいう。1878年東京府15区の一つとして芝区が成立,89年東京市の発足によって東京市芝区となり,1947年赤坂区,麻布(あざぶ)区と合併して現在の港区となった。白金,三田,高輪の高台は明治政府の欧化政策によって外国公館や邸宅が建てられた地で,三井俱楽部や慶応義塾大学(現存する明治建築としては演説館と図書館)が残り,赤穂浪士の墓のある泉岳寺北里研究所,国立自然教育園などがある。

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大辞林 第三版の解説

しば【芝】

イネ科の多年草、シバ・コウライシバ・オニシバ・イトシバなどの総称。芝草。
イネ科の多年草。日当たりのよい地に自生し、また芝生とされる。茎は地上をはい、よく分枝し節ごとにひげ根を出す。五、六月、長さ3~5センチメートルの花茎を出し淡緑色の花穂をつける。ノシバ。地芝。大芝。

しば【芝】

東京都港区の地名。旧区名。増上寺・東京タワーがある。

しば【芝】

姓氏の一。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


しば

東京都港区東部の地区、および旧区名。地名は芝浦(芝〈柴(しば)〉の生えた海浜)に由来する。以前は東京湾岸であり、北は新橋から南は高輪(たかなわ)までの広い範囲をさし、1947年(昭和22)赤坂・麻布(あざぶ)の旧区と合併して港区となるまで旧芝区であった。現在のJR山手(やまのて)・京浜東北線田町(たまち)駅および都営地下鉄三田(みた)・浅草線三田駅付近である。1393年(明徳4)貝塚(現、千代田区)に創建の増上寺(ぞうじょうじ)が1590年(天正18)徳川家の菩提寺(ぼだいじ)となり、1598年(慶長3)現在地に移ってから大寺として隆盛を極めた。その境内の一部が芝公園となり、一隅に東京タワーがある。芝大門(だいもん)の芝大神宮は江戸町民の大産土神(おおうぶすながみ)であった。[沢田 清]

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

芝 (シバ)

植物。山野に自生する雑木または雑草の称

芝 (シバ)

植物。芝生をつくる植物の総称

芝 (シバ)

学名:Zoysia japonica
植物。イネ科多年草

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