花咲蟹(読み)ハナサキガニ

大辞林 第三版の解説

はなさきがに【花咲蟹】

海産のヤドカリの一種。タラバガニの近縁。甲長・甲幅とも約15センチメートルで、暗赤紫色。食用。北海道以北に分布し、根室半島(花咲半島)近海に多い。 [季] 冬。

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事典 日本の地域ブランド・名産品の解説

花咲蟹[水産]
はなさきがに

北海道地方、北海道の地域ブランド。
主に根室市で水揚げされている。根室を中心とした北海道東部で獲れるタラバガニ科の蟹として有名。漁は7月〜9月頃までおこなわれ、秋が旬。ゆでたての色は赤く、花が咲くようだからというのが名前の由来の一つとされる。通称「ふんどし」と呼ばれる腹部の肉が一番美味であるという。他にも、カニの卵の中子や、外に出ている卵の外子は高級珍味。9月上旬には根室港で、かに祭りが開催される。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

はなさき‐がに【花咲蟹】

〘名〙 タラバガニ科の節足動物。北海道東部・千島・カムチャツカなどの寒海に分布し、水産上重要な一種で、花咲半島(根室半島)近海に多いのでこの名がある。甲長・甲幅ともに一五センチメートル。タラバガニに似ているが歩脚が太くて短い。体色は暗青褐色で、棘やはさみの先が赤褐色。食用。《・秋》

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