デジタル大辞泉 「芸は身を助ける」の意味・読み・例文・類語 芸げいは身みを助たすける 一芸にすぐれていると、困窮したときにそれが生計の助けになる。芸は身を助く。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「芸は身を助ける」の意味・読み・例文・類語 げい【芸】 は 身(み)を助(たす)ける 一つの技芸にすぐれていると、困窮した時など、それが生計のもとでになる。〔俳諧・毛吹草(1638)〕[初出の実例]「宝石いじりの芸が身を助けて、敗戦前後も、物にも金にも困らない生活を通すことができた政代であった」(出典:水と宝石(1959)〈有吉佐和子〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ことわざを知る辞典 「芸は身を助ける」の解説 芸は身を助ける 身に付けた技芸があれば、いざというときに生計の支えになって助かる。趣味などで習得した芸が、暮らしに困った時には生活を支える一助となる。 [使用例] 「――芸は身を助けるいうこと、あんた知らんのんか。こやって、ちゃんと三味を教おせとけば、この子が大きなって、いざと言うときに……」「……芸者かヤトナになれる言うのか。阿呆! あんぽんたん」[織田作之助*わが町|1942] [解説] 江戸いろはかるたの「け」の札で広く知られています。逆に、「芸は身の仇」ともいい、また「芸が身を助けるほどの不仕合わせ」ともいいます。 出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報